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秘密
2007.08.27 (Mon)
今日の藤原に、平常心を求めるのは無理だ。


試合開始前のことである。

ロッカールームを一番最後に出た藤原は、

出口のところに、長さ3センチほどのボルトが落ちているのを見つけた。

「なんでこんなところに…」

と思い、拾い上げると、

突然、目の前に金本が現われた。

金本は、

「おお、そんなとこに落ちとったか」

と言い、藤原の手からボルトを、ひょい、と取り上げた。

そして、ベンチに腰かけると、おもむろにユニフォームの左足の方のズボンをたくし上げ、

慣れた手つきで、膝の外側に開いている小さな穴に、

くるくるくるくる……

と、そのボルトをはめだしたではないか。

藤原が、あっけにとられてその様子を眺めていると、

視線に気付いた金本は、

「これか。ねじ穴がバカになっとってなあ、すぐはずれてしまうんじゃ」

平然と、そう言い残して、ロッカールームを出て行った。

「よっしゃ、これで2,3日はもつなあ」

金本の声を背中越しに聞きながら、藤原は、その場に呆然と立ち尽くしていた。


今日の藤原に、平常心を求めるのは無理だ。
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コメント
■もしかして
金本さん、ボルトをはめるときワッシャーはめるの忘れてたんとちゃいますか?
藤原はそのことがずっと気になっていたんだと思います。
そのことを金本さんに告げたところで、
「ん?ワッシャー?おお、ワシやー。それがどうしたんじゃ?」
といって取り合ってくれなかったでしょうから。
いわほー |  2007.08.27(月) 01:28 |  URLコメント編集
■いわほーさま。
うむ、藤原はそのとき、きっとこう思ったことでしょう。
「俺の心配がワヤやー」
……。
おあとがよろしくないようで。
喜八 |  2007.08.27(月) 22:41 |  URLコメント編集
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